蠢蝦螽蟷昆蟲記

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ゴキンドくせぇ~ずら

甲州に行ったので甲州弁のタイトル.意味は「カメムシ臭いよ?」
甲州ではカメムシをゴキンドと言うのが衝撃的だった.



 気が付けばもう7月も終盤.8月が始まる前に山梨へ行きたかったので,昆虫仲間二人を誘って山梨の大菩薩周辺へ行ってきた.
いつもは混む相模湖を今日は快調に進んでいく.天気は快晴.

 S荘に到着したのは11時.朝露は乾き,カミキリ達が続々と飛来する.フタコブ,ミヤマクロハナ,ハンノアオ等お馴染の顔が出迎えてくれた.
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ギングチバチの一種

 12時までS荘で採集して標高を上げる.ソリダを狙ってブナの立ち枯れに向かう.他にカミキリ屋数名が来ていたが,ネキは取れていない様子.ブナの立ち枯れの傍に小さなノリウツギが咲いており,黒いハナカミキリが一頭飛来.ネットインすると,ヌバタマハナカミキリであった.本種は日陰の花を好むことから,この花は条件が良かったのであろう.
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ヌバタマハナカミキリ Judolidia bangi

 ソリダに時間をかけすぎると他のものが取れなくなってしまうので,その先の林道で少し採集.ここでもフタコブルリハナを得た.巨大な♀の個体であったので素直に嬉しかった.
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フタコブルリハナカミキリ Stenocorus caeruleipennis

 昼飯を済ませS荘に戻る.気温が上がったのでトラカミキリ類が個体数を増していた.殆どがエグリ,キイロ,キスジであるが,たまにシラケやシロオビ,ホソ等が混じる.午前中は姿を見せなかったミドリやルリボシを摘まんでいると,かなり大型のカミキリが飛来する.慌ててネットインすると,シラフヒゲナガカミキリであった.私と本種はなぜか縁がなく,日光湯元で採集した以来の出会いだった.その後,周辺のルッキングで3個体を追加できた.
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S荘のわんこ

 日が傾きだし,シナカミキリ等が飛来し始める.この辺で場所を移動することに.嵯峨塩で採集をするも,微妙であったため北洞沢へ.リョウブの良好なポイントがある. しかし,夕刻と言うこともありカミキリの飛来は殆どなく,ルリボシとオオヨツスジハナが辛うじて追加出来たに留まった.花は諦め奥の伐採地へ…以前訪れた時よりも乾燥が進んでおり,環境はあまり良くなかった.

 その後,藤沢がネムノキを発見し「アオスジ居るかなぁ…」と言っている目の前で大型の♂を仕留めてやった.彼は生きた心地がしなかっただろう.私は清々しい気持ちで心が満たされていくのを感じた.帰り道はシラハタリンゴを掬いながら車へ戻り,帰路に着いた.

今回の採集品↓
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帰りにラーメン屋,厚木屋で食事をして解散した.個人的に気に入っている店である.
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by wriggle00 | 2011-07-23 16:04 | Insect collecting