蠢蝦螽蟷昆蟲記

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続・新年オサ掘り

1月2日
前回の採集は手鍬の破壊によって呆気なく幕を閉じたので,改めて那珂川へ出撃.
今回はゴミムシをメインに掘ろうと思う.
気温は-6℃.風が体に突き刺さってくるが,日差しが強いのが幸いして体感的には暑いくらいであった.



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初めて訪れる那珂川下流部

 河川敷の植生はニセアカシアが主であった.
サワグルミの立ち枯れも見られたので,もしかすると大きくて青いカミキリが生息しているかもしれない.朽ち木を崩し始めるとアオゴミムシが湧き出てくる.たまにチビアオやヨツボシが混じるが圧倒的にアオゴミが多かった.

 洪水時に流されてきたのか,大きな丸太材が多くその隙間には大抵アオゴミが詰まっている状態であった.
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写真の材を掘り進めると今まで見たことがない規模のアオゴミマンションが現れた.

 その規模は凄まじく,100頭近くの個体が犇めき合っていた.アオゴミを摘出していき,終点まで行き着いた所だった.見覚えのあるレモン色のゴミムシが姿を現した.
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わがままを言えば,元旦に捕りたかった・・・
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この気温では素早く動く事はできない
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オオヨツボシゴミムシ Dischissus mirandus
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その後,同じ木から2頭が追加出来た.

栃木県では渡良瀬遊水地や鬼怒川で記録されているが,那珂川にも棲息していた.環境さえ残っていれば珍しい虫ではないことを実感した.
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by wriggle00 | 2012-01-12 15:23 | Carabidae