蠢蝦螽蟷昆蟲記

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日本甲虫学会とオサ掘り

12月1日
 甲虫学会のため,学会開催地である豊橋市に赴いた.せっかく愛知まで来て学会だけでは味気ないので,学会に干渉しない程度に採集をする事にした.メンバーは村木さん,沢田,藤沢の3名.
 豊橋市近辺には,アオオサムシ種群のミカワオサムシが分布しているはずである.色彩のバリエーションも多くまずはこれを押さえたい.
今回の日程は,1日に軽くオサ掘りをし,ネットカフェに泊まり2日に発表.3日はマイマイカブリを狙って河川敷に行くという計画.
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学会開催地の二川周辺は丘陵で標高は高くない

 標識に目をやると葦毛湿原この先2㌔という文字が.行き先については殆どノープランだったので,その湿地に早速向かうことにする.
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湿原入口.早くもオサムシが居そうな臭いがしてくる

 歩道を進むと程なくして両側に掘れそうな崖が現れ,戦闘開始.礫が多く掘りにくい土質だったが,村木さんの「オサムシ!!」の一声でメンバーの士気は数倍に跳ね上がった.
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掘削中の村木さんと藤沢.
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ミカワオサムシ Carabus arrowianus (Breuning, 1934) 越冬窩を作るのは下手なようだ

 ミカワオサムシは崖の硬い部分には全く入らず,上部の柔らかい部分に埋まっている感じだ.なので,力任せに掘るよりは表面を削る程度に掘ると良い.銅,赤銅色に混じって緑色の個体が転がり出てくるときが快感であった.
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途中経過.緑色個体の割合は20%ほどだった

 午後はマイマイやヒトツメアオを狙いに河川敷や休耕田を転々と移動したが空振り.ミカワが追加されていくだけであった.
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なぜかマイマイカブリが居なかった河川敷.アオゴミマンションが大量にあったものの,ゴミムシ的にも貧相な河川敷であった.
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休耕田に着いた時点で日が暮れ始めていた
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タイムオーバー
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採集を終え,気になっていた「豊橋名物カレーうどん」を食す.通常のカレーうどんと違いお椀の底にとろろご飯が入っており,うどんを食べ終わった後にも楽しみが待っているという逸品.とろろとカレーうどんが意外とマッチ.
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学会に備えこの日は早めに就寝.
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by wriggle00 | 2012-12-05 11:17 | Carabidae