蠢蝦螽蟷昆蟲記

sawadaidae.exblog.jp

カテゴリ:Buprestidae( 1 )

丹沢山系の端

2月4日
同行者:F澤,Y本,M尾
 テストの鬱憤晴らしに,丹沢山系の某山を訪れた.今回はトゲフタオタマムシを狙う.
本厚木駅からバスに乗車,40分程度でこの登山口に行く事が可能で大山へ行くよりも格安なのだ.植生はスギ,シデ類,コナラが多く,標高を上げればモミやイヌブナが所々にある印象.周辺でオオトラカミキリの記録もあり初めて訪れた際には,アカハネムシと思ってヒラヤマコブハナカミキリをネットインした事もある山だ.トゲフタオのポイントはバス停のすぐ近くなのでバス下車後,速攻で採集に興じる.個体数は多産地の大山程ではないが,自己ポイントなので安定して独り占めができる.
b0218371_13194973.jpg
バスの車窓から

 トゲフタオの採集法はいたって簡単だ.スギの剥がれかかった樹皮を捲るだけである.幼虫はモミをホストにしているが,スギにもホスト記録はあるようだ.樹皮を捲ってカメムシが出てきたらトゲフタオは近い.
樹皮を捲ること20分,トゲフタオタマムシが姿を現した.
b0218371_13195224.jpg
トゲフタオタマムシ Dicerca tibialis
b0218371_13195319.jpg
タマムシは顔がかわいい.

予想通りでは有ったがあっけなく全員が捕れてしまったので,オサ掘りに興じる.
山が全体的に乾燥しているので湖畔沿いの湿った場所を探す.
b0218371_1320414.jpg
掘り掘り中@山本
b0218371_1320989.jpg
掘り掘り中@藤澤

 崖を崩すとオサムシが落ちてくるが,種類がパッとしない.分布的にはエサキしか居ないはずだが雰囲気が少し違うようだ.色彩も赤銅・青銅・濃緑・黒の個体が得られた.
b0218371_13201064.jpg
エサキ?オサムシ
b0218371_1320376.jpg
ご満悦の藤澤.リフレッシュできたようだ.

 バスの時間まで別の登山道で掘ったがこちらではアオオサしか出なかった.余裕を持って3時には下山,帰路に着いたのであった.ストレス解消にはやはり採集が一番と言う事が改めて感じられた採集となった.
[PR]
by wriggle00 | 2012-02-09 14:11 | Buprestidae