蠢蝦螽蟷昆蟲記

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帰省

 研究室は年末なのでOBさん達が来室し,賑わっていた.さっさと卒論に終止符を打ち,別の論文や短報にも着手したい.今日また栃木に戻るので一回は掘りに行きたい.

〔写真: Vietnam 2011〕
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チェリフェルネブトクワガタ Aegus chelifer chelifer  民家脇で得られた.
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ツムギアリの猛攻
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様々な虫が吹き上がっていく
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コウセントラカミキリ Xylotrechus incurvatus によく似ているトラカミキリ
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マレーシアによくいるアレ.
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by wriggle00 | 2012-12-31 07:18 | Diary

東北へ

明日から学校が停電なので,東北地方の某所へオサ堀りに行ってきます.雪とか路面凍結とかは気にしない.
 早くあの緑色の輝きを拝みたい.

・・・結果⇒凍結により採集不能.
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by wriggle00 | 2012-12-14 22:25 | Carabidae

日本甲虫学会とオサ掘りⅢ

12月3日
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 朝6時に起床.レンタカー屋に急ぐ.ターゲットはマイマイカブリ.マイマイカブリと言っても,今日の狙いはヒメマイマイとホンマイマイの移行地域に現れる「チュウブマイマイカブリ」と呼ばれる個体群である.愛知に着たからには是非採集したいバリエーションだ.
 採集地として選定したのは愛知県と岐阜県のちょうど県境を流れる木曽川.河川敷も広くマイマイ採集には最適であろう.
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豊橋から車を走らせる事1時間半,木曽川に到着した.予想通り広大な河川敷が現れる.

 早速河川林に突入.立ち枯れや倒木が多くマイマイカブリが居そうなのだが・・・・・・・・・・・・
なぜかまっっっっっっっっっっっっっっっったくいない!!!!!
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こんな立ち枯れや
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こんな倒木を崩しても全く姿を現さない!!


・・・そんな中,なだらかな崖からミカワオサムシが登場.とりあえずボウズは嫌なのでオサムシの数を増やしていく.
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ミカワオサムシ Carabus arrowianus Breuning,1934
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我を忘れて手鍬を振るう藤沢

 その後も5ヶ所近くポイントを変えたがかすりもせず,時間だけが過ぎていった.
とうとう辺りが薄暗くなり,「もうここでいいや」と入った公園内でまさかの1頭目を藤沢が採集.散々材を崩したのに崖から出てきたのだ.
 その瞬間私の理性が飛び,一帯の崖を叫びながら崩すという強行にでた.エンドルフィンとは恐ろしく手に棘が刺さろうがいくら走ろうが全く疲れないのだ.崩す崖も無くなり,怒りのまま目の前にあった立ち枯れを両断した.
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いたぁぁぁぁ!!!
チュウブマイマイカブリ Damaster blaptoides var.paraoxuroides (baba)
マイマイカブリで叫んだのは初めてだったが,本当に嬉しかった!
実物を見て初めて実感したが本当にカッコいい.体色とサイズはホンマイマイなのにどこかヒメマイマイっぽい雰囲気もある.
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嬉しい事にこの個体は50mmを越えており,その後も崖から1頭を追加し,藤沢の1人勝ちを阻止することが出来た.この時点でその日のうちに帰れるかギリギリだったのだが,レンタカーを返却した後猛ダッシュで駅に帰還.なんとか終電で厚木まで帰ることが出来た.
 今回の採集では数こそ得られなかったが,学会の疲れも癒せたし非常に思い出深い採集だった.チュウブマイマイはまたいつか掘りに行きたいと思う.
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by wriggle00 | 2012-12-05 15:42 | Carabidae

日本甲虫学会とオサ掘りⅡ

12月2日
 5時半に起床し,学会のスライドをチェックする.ネットカフェからチェックアウトし豊橋市自然史博物館へ向かう.緊張で既に瀕死状態. 
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園内には動物園もあるらしく,道中には動物たちの像があった.
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入口で記念撮影.
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村木さんの発表
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私の発表
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藤沢の発表

 発表の途中で話がつまずいたりもしたが,内容は伝わったと思う.カミキリ屋さんは皆アリガタバチの被害を受けている様だった.講演後,それぞれの分科会に参加.カミキリ分科会では内袋の反転法と台湾のヨツスジハナカミキリの講演があった.どちらも非常に面白かった. 
 4時半には分科会は終わり,豊橋駅前でお疲れ様会をした.串かつ食べ放題で胃が死にそうになったが美味しかった.温泉に入って体を温めた後,またネカフェへ.昨日とは違いぐっすり寝る事が出来た.翌日ははチュウブマイマイを狙いに愛知と岐阜の県境に行く予定.
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by wriggle00 | 2012-12-05 14:36 | Carabidae

日本甲虫学会とオサ掘り

12月1日
 甲虫学会のため,学会開催地である豊橋市に赴いた.せっかく愛知まで来て学会だけでは味気ないので,学会に干渉しない程度に採集をする事にした.メンバーは村木さん,沢田,藤沢の3名.
 豊橋市近辺には,アオオサムシ種群のミカワオサムシが分布しているはずである.色彩のバリエーションも多くまずはこれを押さえたい.
今回の日程は,1日に軽くオサ掘りをし,ネットカフェに泊まり2日に発表.3日はマイマイカブリを狙って河川敷に行くという計画.
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学会開催地の二川周辺は丘陵で標高は高くない

 標識に目をやると葦毛湿原この先2㌔という文字が.行き先については殆どノープランだったので,その湿地に早速向かうことにする.
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湿原入口.早くもオサムシが居そうな臭いがしてくる

 歩道を進むと程なくして両側に掘れそうな崖が現れ,戦闘開始.礫が多く掘りにくい土質だったが,村木さんの「オサムシ!!」の一声でメンバーの士気は数倍に跳ね上がった.
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掘削中の村木さんと藤沢.
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ミカワオサムシ Carabus arrowianus (Breuning, 1934) 越冬窩を作るのは下手なようだ

 ミカワオサムシは崖の硬い部分には全く入らず,上部の柔らかい部分に埋まっている感じだ.なので,力任せに掘るよりは表面を削る程度に掘ると良い.銅,赤銅色に混じって緑色の個体が転がり出てくるときが快感であった.
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途中経過.緑色個体の割合は20%ほどだった

 午後はマイマイやヒトツメアオを狙いに河川敷や休耕田を転々と移動したが空振り.ミカワが追加されていくだけであった.
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なぜかマイマイカブリが居なかった河川敷.アオゴミマンションが大量にあったものの,ゴミムシ的にも貧相な河川敷であった.
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休耕田に着いた時点で日が暮れ始めていた
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タイムオーバー
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採集を終え,気になっていた「豊橋名物カレーうどん」を食す.通常のカレーうどんと違いお椀の底にとろろご飯が入っており,うどんを食べ終わった後にも楽しみが待っているという逸品.とろろとカレーうどんが意外とマッチ.
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学会に備えこの日は早めに就寝.
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by wriggle00 | 2012-12-05 11:17 | Carabidae