蠢蝦螽蟷昆蟲記

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父を超えた存在

久々に作業室に.
放置していたアマミコクワガタの幼虫を確認して見ると・・・
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おおおおっ!!羽化してう!!
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我慢できないので蛹室破壊.
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左: 父親: 右:息子
父を凌ぐ奄美の戦士,誕生!
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by wriggle00 | 2013-02-27 19:55 | Scarabaeidae

空っ風の河川敷

※今回はカメラを忘れたので生態写真はありません.
2月23日
免許更新の為帰省.
 宇都宮駅に向かう途中の小山駅は近くに思川が流れている.ただ帰るのも面白くないので,途中下車.河川敷は空っ風が吹き荒れ,乾燥した土が舞い上がっていた.(空っ風とは群馬や栃木の平野部に吹きつける尋常じゃない強さの風の事です.)粉塵が目に入りとてもオサ掘りどころではないので,少しでも湿った場所を求めて河川敷を歩き回る.
やっと良さげな倒木を発見.12頭ほどのヒメマイマイが出てきたので.採集終了.関東在住の方以外は判らないかもしれませんが,空っ風は本当に恐ろしい風なのです.

2月24日
免許更新日
 鹿沼の免許センターまで赴く.家から遠く非常にめんどうなのだが,幸い免許センター近くにはそこそこな河川敷を持つ思川と黒川が流れているので,クソ寒い中出掛けるのも億劫ではない.
朝8時に免許センターに着いたものの,講習が始まるのが9時30分なので暇すぎる.スマホのgoogleマップで採集ポイントを選定したりして時間をつぶした.

 10時30分になりやっと解放された.向かうのはもちろん河川敷!最初は黒川を攻める.河川敷はかなり乾燥しており,アオゴミの類も皆無であったが,根返りから奇跡的にマイマイを得ることができた.得られたマイマイは触角が短い気がしたので,手鍬が直撃したのだと思い込んでいたのだが・・・
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何かがおかしい黒川のマイマイカブリ.前日に採集した個体と比べてみた.
左: 思川(小山市)♀, 右: 黒川(壬生町)♀ 比べてみると触角の第4節以降が縮んでいた(微毛が生えている節).頭部も若干太く良個体.
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左: 黒川(壬生町)♀, 右:思川(小山市)♀ こういう些細な発見もマイマイ収集の魅力である.
黒川の個体は機会があれば追加しに行こうと思う.

 続いて,思川の中流部に移動.このポイントは開発が進んでおり今回で最後のマイマイになるかもしれないので,絶対に抑えたかった.しかし,河川林は殆ど伐採されておりすでに満身創痍状態.藪こぎしてどうにか大きい倒木を見つけ,1頭の♀とアキタクロナガを採集.
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アキタクロナガオサムシ
Carabus porrecticollis porrecticollis Bates, 1883.
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稀に出るレアカラー.エリトラまで水色.
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通常色と比べると若干綺麗.
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トウホククロナガオサムシ
Carabus (Leptocarabus) arboreus parexilis Nakane, 1961.
ポイントが潰れるので,普段捕らないクロナガさんも捕っておいた.

2月25日
 今回は一日フルで採集出来る日が無いので辛い.この日は午前中,会社に提出する健康診断書を貰いに病院へ行き.午後から鬼怒川(真岡市)に行ってきた.
以前訪れた際,大量の野バラによって進軍できず採集を断念した場所なので,今回も「捕れなくてもまあ別のところに行けばいいや」程度の気持ちで車を走らせた.
・・・しかし,ポイントに着くと唖然とした.河川敷全てが焼け野原になっている!その光景は野焼き後の渡良瀬遊水地さながらであった.
 湿地だった所に入ると進む度に灰が舞い上がる.風が無い日で本当によかった.河川敷にあった倒木は殆どが燃え尽きていたが,湿り気の残った朽木を退かすだけで大量のアオゴミムシが湧き出てくる.まさに渡良瀬と同じ状態!しかし,渡良瀬ほど湿気が無く,隠れる場所も少ないのか熱死したゴミムシが多数落ちていた.オオヨツボシゴミムシの残骸も13頭発見.標本に出来るような状態でないのが残念だったが,石の下でまだ生存していた2頭を得ることができた.
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この河川敷で得られた主なゴミムシ.(THEアオゴミムシ以外)
左端からオオマルガタゴミムシ,クロオオナガゴミムシ,オオヨツボシゴミムシ,カワチマルクビゴミムシ,ヨツボシゴミムシ,コガシラアオゴミムシ
 肝心のマイマイカブリだが,運良く燃え残った倒木の中に多数の個体が逃げ込んでいた.完品だけをソーティングして持ち帰ったが,全部で100頭以上は入っていたと思う.やはり野焼き後の採集は楽しい.
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ヒメマイマイカブリ Damaster blaptoides oxuroides Schaum, 1862.


真岡市の個体を栃木県各地の個体と比べてみた.
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左: 鬼怒川(塩谷町)♂, 右: 鬼怒川(真岡市)♂
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左: 那珂川(大田原市)♂, 右: 鬼怒川(真岡市)♂
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左: 小貝川(市貝町)♂, 右: 鬼怒川(真岡)♂
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by wriggle00 | 2013-02-27 19:47 | Carabidae

週末

 明日から免許更新の為栃木へ.
帰るついでに河川敷に行ってきます.

ヨツボシゴミムシ Panagaeus japonicus Chaudoir,1861.
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日本産ヨツボシゴミムシの中で最も普通の種.派手すぎないオレンジ色が美しい.
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見方を変えれば鉄十字章にも見える.

 河川敷や水田近く,時にはスギ林内でも目撃したことがある.生息範囲はスジアオゴミムシ並みに広い.灯火にも飛来する.
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by wriggle00 | 2013-02-22 17:22 | Diary

ちょっといい虫①

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ミスジナガクチキ Stenoxylita trialbofaciata Hayashi et Kato,1956.

 カミキリの副産物で得られるナガクチキムシにも美麗種は多い.美麗種の殆どが珍品であるという点もポイントが高い虫だと思う.ムネアカナガクチキやネアカツツナガクチキに次いで好きなナガクチキ.個体数も多くない.残念ながらこの個体はビーティングした際に前脚ふ節が吹っ飛んでしまった.一見カミキリを思わせる色彩が素晴らしい.

 ブナ帯に生息している事が知られているように私が採集した環境もブナ林であった.エゾサビカミキリが集まっていた古いヌルデの立ち枯れから得られた.
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ツマグロコメツキ Ampedus niponicus Lewis, 1894.
 早春に得られる美麗種のコメツキムシ.ミズキの花に飛来した個体を採集した.コメツキ屋でなくとも捕ってしまういい虫である.
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by wriggle00 | 2013-02-21 13:05 | Melandryidae

ゴミムシ写真

室内で撮り直した写真です.

ヒトツメアオゴミムシ
Chlaenius (Callistoides) deliciolus Bates, 1873.
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日本産アオゴミムシ随一の美麗種だと思う.
チビヒトツメアオも酢エチ〆のしょぼい標本しかないので捕りに行きたいなぁ・・・
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by wriggle00 | 2013-02-20 18:43 | Carabidae

淡道之穂之狭別島

2月18日
会社の研修の為,下阪する.
 研修終了後,大阪から六甲へ向かい神戸大学へ.神戸大では卒論発表直前でピリピリしていたが,楽しい時間を過ごせた.神戸大からW辺さん,I藤,F江と共にI藤宅へお邪魔し,軽く飲んだ.I藤が料理が上手いのは農大も神戸大も共通していた.

2月19日
 今回一番楽しみだった淡路島での採集日.生憎の天気であったが昼頃には回復しそうだったので決行.明石海峡大橋を渡り淡路島へと向かう.
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景色が良い所なのだろうが何も見えなかった.残念.
 淡路島に上陸すると,想像を絶する景色が.雪によって山々が白く見える.もっと暖かいイメージがあったので東北採集のトラウマが蘇る.
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照葉樹林が雪に覆われているのは中々見たことが無い風景だった.
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吹雪の中良さそうな崖を発見!関西初のオサ掘りである.
 崖の質も関東とは大分違うところが多い.砂礫の上に粗い黒土が覆っている感じだ.黒土の部分をそっと掘っていると,記念すべき関西の虫第一号が現れた.
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アワジヒメオサムシ Carabus japonicus awajiensis Imura, Dejima & Mizusawa, 1993.
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 この種は淡路島でも限られた地域にしか分布していないらしい.ヒメオサムシ種群自体が初採集なので非常に嬉しい.比較的容易に採集することができた.
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分布している山塊は限られているものの,個体数は多い模様.

 引き続き掘っていると大型のオサムシが現れた.オオオサムシである.ここのオオオサは青みが強い印象を受けたが,〆ると色が落ちてしまうらしい.
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オオオサムシ Carabus dehaanii dehaanii Chaudoir, 1848.
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 次に得られたのがヤコンオサムシ.関西虫屋にとっては「ああ,ヤコンか・・・」程度の虫なのだが,私は初採集.嬉しくないはずがない!こんな真っ黒で気品があるオサムシなのに!※一年後にはこの感情は消えているでしょう.
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ヤコンオサムシ Carabus yaconinus yaconinus Bates, 1873.

 オサムシ類が一通りお腹いっぱいになったところで今回のメインターゲットである,とあるゴミムシの採集に向かう.W辺さんとI藤は九州で崖をスウィーピングして大量に得ているらしく余裕の表情だ.到着したポイントは荒れた草地.こんなところに奴は本当にいるのだろうか.見た目は酷く乾燥している様な崖を掘るとプーゴミ(ホソクビゴミムシ)やニセコガシラアオ,ムナビロアトボシ等が犇めき合っている.こんな崖の条件が良いのだとか.
 乾いた崖を掘っていると若干ウエットな部分に隙間があり,ダンゴムシやムカデが詰まっている.この様な物件をいくつか覗いていると,お尻にかわいい模様のあるエリトラがちらっと見えた.
・・・やっと・・・逢えたね・・・
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ヒトツメアオゴミムシ Chlaenius deliciolus Bates, 1873.
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動きはけっこう素早い.油断していると隙間に潜りこんでしまう.
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 オオサカアオと同じような所で採集出来ると思っていたのだが全然違う.湿地の有無は本種には関係無い.オオヨツボシと同様に草地(オープンランド)を好む様だ.
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オオヨツボシゴミムシも同崖から多数得られた.

 新幹線の時間もあるので,日が暮れる前に駅へと送ってもらった.本当は2,3日採集したかったのだが予定があるため断念.来年からはこの様な素晴らしい所に行き放題だと考えるとわくわくが止まらない.
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by wriggle00 | 2013-02-20 18:33 | Carabidae

甲斐の奇跡

 卒論発表会終了記念.
I藤,F沢,Y本,K子を引き連れて甲斐の国へと向かう.目的はチュウブオオオサムシ.学生生活終了までにオサ掘りの極意を後輩に教えるのにも丁度良い採集地である.

 N崎IC近くのポイントはありきたりなので,今回は低い標高かつ良好な山林が残っているエリアまで向かうことに.採集地の風景としては,カラマツ林,アカマツ林に接した雑木林と言った感じ.
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戦闘開始.I藤,F沢,Y本が一斉に掘削開始.
チュウブオオオサは崖の深い所には入らない.表面近くに巨大な越冬窩を作ってそこに鎮座している.山梨県では今の時期崖が凍結している個所があるが,それが逆に好都合.「広く浅く」掘っていれば越冬窩は簡単に見つけることができる.
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チュウブオオオサムシ Carabus dehaanii punctatostriatus Bates, 1873.
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関東出身の人間は馴染みがないので何頭捕っても嬉しい.
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1時間程の成果.マルバネオサムシやシナノアオオサムシなども生息している.
 全員がオオオサを得たところで大きくポイントを変更.昔から手入れされているクヌギの雑木林だ.至る所に里山の象徴「山おやじ」が聳えていた.

 皆,コツを掴んだのか各自オオオサが居そうな崖を目指して散開.私はこの時点でオオオサはお腹いっぱいだったので,マイマイカブリを捕ろうと倒木を探す.枯れ沢に山おやじの立ち枯れが根元から倒れているのを発見.根の部分を足で押したところ倒木自体が沢に落下し一部が粉々に砕けた.相当腐食が進んだ材なのであろう.これはマイマイカブリには最高の材である.早速ピッケルで幹の一番太い所を一撃.簡単に二つに裂くことができた.

しかし,材の中には全く予想も出来ない様な虫が入っていたのだ.
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!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えっ?えっ?えっ?えっ?オオクワ!!??
しかも超デカイ!!!!
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オオクワガタ Dorcus hopei binodulosus Waterhouse,1874.

 夢なら覚めないでくれ,と思う一方,私は無意識に大声をあげていたらしく,メンバーが駆け寄ってきた.当然のことながら,みなオサ掘りを行う気力が一気に失せたようだ.このオオクワガタは完全に新成虫.かなり大きな蛹室と巨大な食痕が確認できた.N崎市などでは放虫などが問題となっているが,今回訪れた場所はクワガタ屋が殆ど来ない所なので,完全純血の国産オオクワガタで間違いない.台場クヌギも多数有り,削られた跡等も全く無かった.こういうポイントはいつまでも残って欲しいと思う.

 気を取り直して(私以外は取り直せていないが)またポイントを移動.最後にオオオサをかなり追加して帰路についた.

今回のタトウ
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チュウブオオオサムシ,シナノアオオサムシ
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マルバネオサムシ
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ヒメマイマイカブリ(山地型で脚が長くスマート)
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サイズは70mmオーバー・・・・・神様ありがとう!!
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by wriggle00 | 2013-02-16 16:30 | Carabidae

近状

 卒論発表会が無事に終了した.後は一つだけ残った単位を取れれば無事卒業出来る.明日から会社の研修で大阪に行く.ついでに淡路島でオサ掘りをしてきます.

[写真:長野県 2011]
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カミキリ屋のメッカ御嶽山
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土場から見上げた空
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オオチャイロハナムグリ Osmoderma opicum Lewis,1887.
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フタスジハナカミキリ Leptura vicaria vicaria Bates,1884.
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キベリカタビロハナカミキリ Pachyta erebia erebia Bates,1884.
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ノリウツギには多数のカミキリが飛来する
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カラマツの立ち枯れに産卵中のフタスジハナカミキリ
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オオクロカミキリ(Female) Megasemum quadricostulatum Kraatz, 1879.
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オオクロカミキリ(Male) M. quadricostulatum
オオクロカミキリの雄は比較的珍しいと言われているが,カラマツの土場や針葉樹の古い立ち枯れの樹皮下などで簡単に見つかる.
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by wriggle00 | 2013-02-16 14:33 | Diary

卒論発表会まであと4日

[写真:静岡県 2010]

だれの家?
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オサムシモドキでした♪
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by wriggle00 | 2013-02-05 21:14 | Diary

伊豆半島黒化型姫蝸牛被採集記

2月3日
 F沢達にクロカタビロ掘りに誘われたが,社会人になる前に掘っておきたかったマイマイが多数残っているので,そちらを優先して行ってきた.
 テストの憂さ晴らしとして,今回は伊豆半島の通称「イズマイマイカブリ」と呼ばれている個体群を殲滅しに向かう.ボウソウマイマイ,モンローマイマイの様に関東地方の半島部分に生息するヒメマイマイカブリは黒化する傾向があり,体形もよりホンマイマイカブリに近づき,大型の個体が多いことが特徴だ.富士産の黒化したマイマイは採集済みであったが,伊豆の個体は持っていなかったので絶対に抑えたかったのだ.ポイントは適当に勘で選定.
 前日から3月下旬並みの気温で半袖一枚でも過ごせる位の陽気であった.ヒートテックを着てきたのは本当に間違いであった.
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到着!ここを超えればマイマイに会える!!
 厚木から二時間半ほどかかったのだが武者震いが止まらなかった.電車を降りた瞬間.ポイントに走る.伊豆には大規模な河川敷を有する河川は少ないが,規模が小さくてもマイマイカブリは居るので通常の河川での採集と大きな差は無い.まず最初に赤腐れした材が転がっていたので,ピッケルで一撃を喰らわす.眩い蛍光イエローの2対の紋が姿を現した.
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オオヨツボシゴミムシ Dischissus mirandus Bates, 1873.
幸先が良すぎる.一掘り目でオオヨツを出したのは初めてだった.
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ヨツボシテントウダマシ Ancylopus pictus asiaticus Strohecker, 1972.
 こいつらも一緒に集団越冬していた.ヨツボシ同士馬が合うのだろうか.

 オオヨツはもはや河川敷の定番だが.捕れると士気が非常に上がる虫だ.気を良くしてイズマイマイの討伐を再開.ヒラタクワガタの残骸が沢山詰まった倒木があったがクワガタなどどうでもいいので捨て置く.すぐ隣のエノキのフカフカな倒木を何気なく「ボフッ」とやると,漆黒のエリトラがエリチラしていた.
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キタキタキタキタキタキタキタキタキタキタキタ~!
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ヒメマイマイカブリ(イズマイマイ) Damaster blaptoides oxuroides Schaum, 1862.
 
 うっほぉ~黒い黒い!最高にかっこいい.脳汁が出てしまいそう.この倒木からはもう一頭得られた.引き続き木を探して削るが,先ほどの個体から追加を得られずかなり歩いてしまった.崖も倒木も少なくおまけに河川敷もほぼ無いため,一端昼食をとりながら休憩.
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富士山がかなり綺麗に見えた
 景色を見ながらの食事は非常に美味い.おまけに春の陽気で気持ちいい.まったり飯を食べるのもいいなあ・・・とふと対岸を見ると大規模な崖があるではないか!・・・この瞬間に昼食は終了.丁度近くに橋があったので助かった.
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これがその崖.マイマイの為に用意されたような崖ではないか!
 予想通り,一撃するとぽろっとアオオサが.2掘り目であっさりマイマイが出現.す・・・素晴らしい物件だ!
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デカイッ!この個体は48mmだった.50mmに近くなると迫力が違う.
 この崖は凄かった.30cm置きにマイマイが入っている状況だった.20exsを追加した所で採集終了とした.同崖からはヨツボシゴミムシ,オオヨツボシゴミムシ,ノグチアオゴミムシ,アオゴミムシが得られた.採集時間はトータルで3時間程だったがかなり満足のいく採集であった.
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このポイントの色彩は全てが黒色個体.想像以上の黒率.
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一部を並べてみた.大型甲虫の独特な香りがたまらん
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オオヨツボシも室内撮影.やっぱりかっこいい
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マイマイカブリは奇形個体が良く出る.イズマイマイの触角異常個体.左触角の先端が二又に分岐している.
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by wriggle00 | 2013-02-04 20:50 | Carabidae